2018年02月05日

【Dance Archive Network News 011】今週末の公演のお知らせ

2018年2月5日発行

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

NPO法人ダンスアーカイヴ構想(Dance Archive Network) http://dance-archive.net/
(大野一雄舞踏研究所のアーカイヴ活動を引き継いだNPO法人ダンスアーカイヴ構想の活動を、不定期のメールニュースでお知らせします)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2月9日(金)〜11日(日)に北千住にて舞踏アーカイヴプロジェクト(BAP)、11日に神宮外苑にてダンスアーカイヴプロジェクト(DAP)を同時開催します。通し券あり。

●●● 舞踏アーカイヴプロジェクト(BAP) ●●●
川口隆夫・田辺知美「ザ・シック・ダンサー〜土方巽『病める舞姫』をテキストに」
http://www.dance-archive.net/jp/news/news_07.html

土方巽の言葉を裡に飼って踊ってきた田辺知美と、「大野一雄について」で何度となく大野一雄を追体験してきた川口隆夫が、再び土方巽の『病める舞姫』に分け入ります。「誰もが知らない向こう側の昏さ、甦りめいた始まり」へ。

2018年2月9日(金)21:00/ 10日(土)15:00, 21:45(終演後、オールナイトプログラムあり)/ 11日(日)17:30
会場: 北千住BUoY (北千住駅から徒歩6分、http://buoy.or.jp/)

テキスト 土方巽
構成・演出・出演 田辺知美 川口隆夫
主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想/ 共催 有限会社かんた
協力 土方巽アーカイヴ(慶應義塾大学アート・センター)/ 助成 アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

入場料
チケット:一般 前売2,000円 当日3,000円/ 学生 前売1,500円 当日2,000円 
ペアチケット(同日2名様分) 前売3,500円 当日5,000円/DAPとの通し券3,000円

● 2月10日レイトショー終演後から始まるオールナイトの「北千住BAP Night」、公募出演者決定!
<タイムテーブル>24:00〜土方巽「東北歌舞伎計画」ビデオ上映/25:30〜公募作品連続上演/27:30〜始発までDJあり。DJ: Datakestra
<入場料> 1,000円 ワンドリンク付き(当日会場にてお支払いください)
<公募参加アーティスト> 大熊聡美、白井愛咲、立石裕美、田辺知美、津田健太郎、トマツタカヒロ、馬塲悠衣、深堀絵梨、増川建太、牧野克彦、南阿豆、吉田駿太朗、米澤一平、Alisa BERGER(ドイツ)、Boyd STOUT(アメリカ)、Robert SZABO BENKE(ハンガリー)*50音順、出演順未定

●●● ダンスアーカイヴプロジェクト2018(DAP) ●●●
木野彩子レクチャーパフォーマンス「ダンスハ體育ナリ? 其ノ弐 建国体操ヲ踊ッテミタ」
http://www.dance-archive.net/jp/news/news_08.html

1937年の紀元節(2月11日)に披露され、1940年の日本体操大会にて明治神宮競技場で1万人が行ったとされる建国体操。DAP2016「ダンスハ體育ナリ?」で幻のラジオ体操を再現した木野彩子が、80年の時を経て、同じ時同じ場所で建国体操を踊ってみます。ダンスと体操とは何が違うのかを読み解くレクチャーパフォーマンス。舞踊史、スポーツ史に興味のある方必見です。

2018年2月11(日)  11:00, 14:30(開演時間の10分前に聖徳記念絵画館入口にある池の前に集合)
会場: 明治神宮外苑 聖徳記念絵画館会議室

構成・出演 木野彩子
主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想/ 共催 有限会社かんた キノコノキカク
後援 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター/ 助成 独立行政法人芸術文化振興基金

チケット:完全予約制。当日会場でのチケット販売はいたしませんので、ご注意ください。
ご予約なしでご来場された場合には、後ほどお振込をお願いいたします。
一般 2,000円/学生 1,000円/BAPとの通し券 3,000円 (聖徳記念絵画館招待券付き)

<チケット取扱い>
◆e+ イープラス(http://eplus.jp
購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
◯BAP http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002249641P0030001
◯DAP http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002249605P0030001

◆ダンスアーカイヴ構想 予約受付
氏名、連絡先、観覧日時を下記までご連絡ください。
TEL:03-3450-6507  E-MAIL:info@dance-archive.net

-------------------------------------------------------------------

【発行】NPO法人ダンスアーカイヴ構想
Email: info@dance-archive.net
Tel/Fax : 03-3450-6507
【配信停止】お手数ですが、本メールを info@dance-archive.net にご転送下さい。

-------------------------------------------------------------------

Copyright (c) 2018 DANCE ARCHIVE NETWORK. All Rights Reserved.
posted by アーツワークス at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンポラリーダンス・バレエ系

2018年02月04日

現代地方譚5 アーティスト・イン・レジデンス須崎関連企画『須崎のまちの物語』









'18. 1.28. 会場:高知県須崎市立市民文化会館大ホール


 主催の「すさき芸術のまちづくり実行委員会」というものがいかなる経緯で生まれたものか、かつて文化行政に関心を抱いていた者としては、気になる公演だったものの、一時間程度の公演に往復二時間余も掛けることになる少々遠方に会場があることから、映画観賞のほうを優先して見送りかけていたのだが、行ってみて良かった。思った以上に響いてきたのは、現に須崎に暮らす人の取材をしてみて劇作家の心を捉えた話をモチーフに、作品作りをしていたからなのだろう。血の通った話はやはり強いと改めて思った。


 リーディング作品としての上演となっている割には、演者のほとんどがろくに台本を観てなかったり、衣装や小道具、ベッドの搬入などがあったのは、作品企画のブレと言えなくもないながら、僕には効果的に作用してきたように思う。もっとももしかすると、リーディングだけで勝負するのが心許なかったからなのかもしれない。


 戦時中の逸話や、須崎の街が非常に活気づいていた時代の話、高知県で最初に鉄道が敷設されたのは須崎港からだったといった街の歴史などを『あいつの右手と十四年式拳銃(作・演出:吉良佳晃)』『いももち(作・演出:西本一弥)』『銀の海。銀の魚。(作・演出:サカシタナヲミ)』「まちの声(構成:吉田剛治)」によって描き出していた。


 ややもすると主題が時代にあるのか須崎にあるのかぼやけてきかねないものを、三作品の合間に三人の女性の雑談めいた「まちの声」を入れる構成にしたことが功を奏して、須崎という土地が主題であることを鮮明にしている工夫にちょっと感心していたら、そういう小技を利かせなくても、それ自体で堂々たる「須崎のまちの物語」になっている『銀の海。銀の魚。』が最後に出て来て、すっかりやられてしまった。


 '60年代に全国各地で始まった“青年の船”を通じて出会い、まだ田舎では恋愛結婚など珍しかった'70年代半ばに二十二歳で春野から須崎に嫁入りしてきた女性の今に至る人生の歩みを物語るなかで、今や失われた“昭和の時代の女性の生き様”と彼女が到達した人生観を伝えて圧巻だった。せわしくも同じ日々を繰り返す単調を効果的に描出していたリフレインが利いていて、まさしくかような日々が鍛え上げた生活者のものとして立ち現われていた“須崎を愛する境地”が感動的だった。


 この『銀の海。銀の魚。』ではあまり気にならなかったのだが、そのほかでは、高知に暮らす人々によって高知の言葉で演じられているにもかかわらず、イントネーションやアクセントに違和感のある演者が少なからずいて驚いた。映画などでは、全国公開を前提にするために訛りがきつすぎると伝わらないことに配慮してあえて標準語に近づけたりもするようだが、地元公演においてその必要はなく、どうしてそうなるのか不思議な気がした。出演者に少なからず県外からの移住者が含まれていたのではないかという気もするが、もしかすると、地元出身者であっても、生活の言葉ではない芝居の台詞となると、言葉自体は方言でもイントネーションやアクセントが舞台調になってしまう者がいるのかもしれない。実のところは、どうだったのだろう。











  ヤマ

http://www7b.biglobe.ne.jp/~magarinin/ 

    (『間借り人の映画日誌』)

http://www.arts-calendar.co.jp/YAMAsan/Live_bibouroku.html

    (『ヤマさんのライブ備忘録』)





posted by アーツワークス at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・パフォーマンス系

2018年02月01日

【Dance Archive Network News 010】本日締切! 北千住BAP Night出演者公募のお知らせ

2018年2月1日発行

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

NPO法人ダンスアーカイヴ構想(Dance Archive Network) http://dance-archive.net/
(大野一雄舞踏研究所のアーカイヴ活動を引き継いだNPO法人ダンスアーカイヴ構想の活動を、不定期のメールニュースでお知らせします)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2月9日(金)〜11日(日)、川口隆夫・田辺知美「ザ・シック・ダンサー〜土方巽『病める舞姫』をテキストに」を開催します。
関連プログラムとして10日の夜はオールナイトで土方巽に影響を受けた公募作品を連続上演。公募締切は本日、ふるってご参加ください。

●●● オールナイトプログラム「北千住BAP Night」●●●
舞踏は今や、「Butoh」として世界に広く普及しています。DANでは、国内外の舞踏家、集団の活動状況を可能な限り調査し、舞踏家の足跡を広く共有したいと考えています。この調査事業の一環として、下記の通り、公募作品を募集します。「生きた表現」で貴方の舞踏の現在を語ってください。

2018年2月10日(土) 会場:北千住BUoY (北千住駅から徒歩6分 http://buoy.or.jp/)
<タイムテーブル>
24:00 - 25:15土方巽「東北歌舞伎計画」ビデオ上映
25:30 - 27:30 公募作品連続上演 (延長戦アリ) 
27:30 - 始発迄 DJ あり
(入場料:1,000円 ワンドリンク付き)

*公募作品募集要項*
ジャンル不問、ダンス以外も可。展示応相談。「土方巽に影響を受けた」と貴君自身が考える作品を7分以内で上演して下さい。
照明、音響、プロジェクターはこちらで準備するマスタープラン内で使用可。参加費無料、ギャラなし。但し、BAP上演作品「ザ・シック・ダンサー」公演にご招待、オールナイトプログラムワンドリンク付き入場券を3枚提供します。
また静止画と動画の公演記録を後日提供します。応募受付先着順8組み程度を受入れ予定。

−応募資料−
・略歴 1000字以内
・作品解説 1000字以内
・作品画像 静止画及び動画のファイル

応募〆切 2月1日 参加可否の連絡を2月5日にお伝えします。
応募方法 メールのみ info@dance-archive.net にお送り下さい
リハーサル時間は2月10日17:00〜20:30で応相談

●●● 舞踏アーカイヴプロジェクト(BAP) ●●●
川口隆夫・田辺知美「ザ・シック・ダンサー 〜土方巽『病める舞姫』をテキストに」

2018年2月9日(金)21:00/ 10日(土)15:00, 21:45(終演後オールナイトプログラム)/ 11日(日)17:30
会場: 北千住BUoY
チケット:一般 前売2,000円 当日3,000円/学生 前売1,500円 当日2,000円 
ペアチケット(同日2名様分) 前売3,500円 当日5,000円
http://www.dance-archive.net/jp/news/news_07.html

●●● ダンスアーカイヴプロジェクト2018(DAP) ●●●
木野彩子レクチャーパフォーマンス「ダンスハ體育ナリ? 其ノ弐 建国体操ヲ踊ッテミタ」
2018年2月11(日)  11:00, 14:30
会場: 明治神宮外苑 聖徳記念絵画館会議室
チケット:完全予約制 一般 2,000円/学生 1,000円
http://www.dance-archive.net/jp/news/news_08.html

*BAP・DAP通し券(前売りのみ)3,000円

<チケット取扱い>
◆e+ イープラス(http://eplus.jp
購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
◯BAP http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002249641P0030001
◯DAP http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002249605P0030001

◆ダンスアーカイヴ構想 予約受付
氏名、連絡先、観覧日時を下記までご連絡ください。
TEL:03-3450-6507  E-MAIL:info@dance-archive.net

主催  NPO法人ダンスアーカイヴ構想 
(BAP) 共催 有限会社かんた/助成 アーツカウンシル東京 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
(DAP) 共催 有限会社かんた・キノコノキカク/後援 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター/助成 独立行政法人芸術文化振興基金

-------------------------------------------------------------------

【発行】NPO法人ダンスアーカイヴ構想
Email: info@dance-archive.net
Tel/Fax : 03-3450-6507
【配信停止】お手数ですが、本メールを info@dance-archive.net にご転送下さい。

-------------------------------------------------------------------

Copyright (c) 2017 DANCE ARCHIVE NETWORK. All Rights Reserved.
posted by アーツワークス at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンポラリーダンス・バレエ系

2018年01月22日

[イベント情報掲載依頼] 2/7(水) 開催 公開講座「技術を深める(第3回)」

掲示板_180111掲載依頼情報.docx
gijyutsu.jpgアーツカレンダー
ご担当者さま

平素より大変お世話になっております。

TARLにて開催いたします公開講座のお知らせをぜひ御サイトにてご掲載いただきたくご連絡差し上げます。

2/7(水)開催 「「技術を深める(第3回)」の参加申し込み募集を開始いたしました。

・開催情報
添付いたしますので、添付内容をご確認ください。

・添付画像
添付いたしますので、添付内容をご確認ください。

お忙しいところ恐縮ですが、ご興味お持ちいただけましたら幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

TARL事務局(一般社団法人ノマドプロダクション)
脇屋佐起子
posted by アーツワークス at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術系

2018年01月17日

劇団文化座公演『三婆』(高知市民劇場第330回例会)









'18. 1.16. 会場:高知市文化プラザかるぽーと大ホール


 '65年のあの日、かぼちゃ婆の正妻松子(佐々木愛)がもし撤回しなければ、十年後の'75年には四人とも既にこの世を去っていたに違いないと思った。老境にあっての一番の酷が孤独に他ならないことを印象深く描出していた気がする。


 原作者(有吉佐和子)が女性だからかもしれないが、三婆のみならず若い花(山粼麻里)も含め、女性の暗部が鮮やかに炙り出されていたように思う。そこを笑いに仕立てている作品であることが明確に伝わって来つつも、その見事な鮮やかさに生なリアルさを感じて、笑うに笑えない辟易が湧いたりもしたのは、自分が女性ではないからかもしれない。女性たちに比べると、重助(佐藤哲也)や辰夫(筆内政敬)といった男性陣は、老いも若きも、実に素直で他愛もない存在であることに微苦笑を誘われた。


 それにしても、三婆それぞれのキャラ立ちは流石だった。とりわけ際立っていたのが電気クラゲの小姑タキで、演じていた有賀ひろみに感心。キツネと呼ばれていた妾の駒代(阿部敦子)もなかなかのキャラだったけれども、やはりタキには及んでいなかったような気がする。


 '75年と言えば、翌年に大学進学で僕が上京した時期だ。美濃部都政下にあり、本作でも無料化された老人医療費の話とともに高齢者の都営交通無料パスやら多摩動物園の入園券の配布やらがされていた。かつての高齢者福祉の手厚さを見せているようでもあり、行政の福祉サービスというものが、高齢者が生きていく上で真に必要なサービスとはズレていることを風刺しているようでもあり、微妙なニュアンスとなっていたことが時代状況の隔世を語っていて興味深かった。また、舞台では60代から70代の婆として語られていたが、観ている側の感覚からすれば、最後の場面は70代から80代でないとしっくりこなくなっている気がする。


 ちょうど三十年前となる '88年9月の例会で観たときの文化座公演は脚色・演出とも小幡欣治だったものが、当然ながら、演者・演出とも違っているものの、同じ小幡による台本を使っているから、70代〜80代にはならないわけだ。当時、三十歳だった僕が『三婆』をどう観たのかと思って探してみたが、観賞メモを残していなかった。あの頃は、今のような例会感想文集を発行していなかったのか、自分が寄稿していないので残していないのか不明だが、少し残念に思った。








  ヤマ

http://www7b.biglobe.ne.jp/~magarinin/


          (『間借り人の映画日誌』)

http://www.arts-calendar.co.jp/YAMAsan/Live_bibouroku.html

          (『ヤマさんのライブ備忘録』)





posted by アーツワークス at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・パフォーマンス系