2018年02月06日

3/31(土)4/1(日)櫻井郁也ダンスソロ新作公演「かなたをきく」FAR BEAT(東京・中野)

◎plan-B・十字舎房:共催公演◎

櫻井郁也ダンスソロ『かなたをきく』
SAKURAI IKUYA DANCE SOLO " FAR BEAT"

2018年 3月31日(土)20:00 4月1日(日)19:00
plan-B (東京・中野)
公演サイト http://www.cross-section.x0.com/

沈黙、鼓動、身体、そして、、、。
ソロダンスを長年追求してきた舞踊家・櫻井郁也が新作公演を行ないます。身体に刻まれた生命記憶、エネルギーの発生と消滅、生命 の変化変性。そして未来への予感。近年の櫻井のダンスの特徴は、絶えず流動しつづける有機的な身体ムーブメンツと、意識と無意識 の間を横断してゆくかのような超言語的な世界観の表出です。

本作『かなたをきく』のテーマは文字通り「きく」ということです。聴くことであり、聞くことであり、訊くことでもあるところの「きく」。きくことから 生まれてくる様々な感情や身体変性はダンスの原点であり、それは、感覚を研ぎ澄まし拡張することであると同時に、他者を感じ取り関係 してゆこうとすることにもつながると櫻井は考えて作品を構想したと言います。本作は、音と深く交感し、さらには沈黙のなかにさえ何かを ききとり、それらの背後に存在する自然や出来事や他者を感覚し、そして関係しながら新しい時空間を紡ぎだしてゆく「受容と結合のプロ セスを踊るダンス作品」でもあります。

櫻井は、笠井叡に師事ののちコンテンポラリーダンス/舞踏のフィールドにおいて独自の公演活動を行ない、また、田中泯を中心に開催 されていた「ダンス白州フェスティバル」への連続参加(2001~09)、ポルトガル2都市招聘公演(2006)、ルクセンブルク招聘公演 (2012)、越後妻有アートトリエンナーレ(2012)、長崎原爆70年忌公演(2015)など国内外での多様な活動を重ねながら「独舞」という「個体」の作業に徹してきました。本作をふく む〈plan-B〉でのシリーズ公演は、2001年9.11に触れて上演された《非暴力と不服従のダンス》を起点に17年をむかえる継続的ソロ公 演であり、海外や各地に展開する作品を生み出してきた櫻井の核とも言える「挑戦の現場」です。その新たな展開に、ぜひご注目ください。

【スタッフ】ダンス・光・音:櫻井郁也、美術・衣裳:櫻井恵美子、楽曲提供:福島諭、企画制作=十字舎房、共催=plan-B

【会場アクセス】
plan-B (プランビー)
〒164−0013 東京都中野区弥生町4-26-20-B1 TEL 03-3384-2051 
□東京メトロ丸の内線「中野富士見町」駅下車徒歩7分・中野通り沿い 
□JR中野駅南口より京王バス1番 渋谷行/新宿駅西口行約10分「富士高校前」下車すぐ

【料金】 
・予約 2,800円(当日払い/各回とも前日まで受付)
・当日 3,000円(開場時発売/残席分のみ先着順)
・前売券 2,500円(事前振込/申込〆切=3月20日)
・学割予約2,000円(予約のみ。学生証提示/大・中高・専)
※各回50席まで。なるべくご予約または前売をご利用ください。

【くわしいご案内・チケット申込】http://www.cross-section.x0.com/
posted by アーツワークス at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンポラリーダンス・バレエ系

【Dance Archive Network News 011】今週末の公演のお知らせ

2018年2月5日発行

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

NPO法人ダンスアーカイヴ構想(Dance Archive Network) http://dance-archive.net/
(大野一雄舞踏研究所のアーカイヴ活動を引き継いだNPO法人ダンスアーカイヴ構想の活動を、不定期のメールニュースでお知らせします)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2月9日(金)〜11日(日)に北千住にて舞踏アーカイヴプロジェクト(BAP)、11日に神宮外苑にてダンスアーカイヴプロジェクト(DAP)を同時開催します。通し券あり。

●●● 舞踏アーカイヴプロジェクト(BAP) ●●●
川口隆夫・田辺知美「ザ・シック・ダンサー〜土方巽『病める舞姫』をテキストに」
http://www.dance-archive.net/jp/news/news_07.html

土方巽の言葉を裡に飼って踊ってきた田辺知美と、「大野一雄について」で何度となく大野一雄を追体験してきた川口隆夫が、再び土方巽の『病める舞姫』に分け入ります。「誰もが知らない向こう側の昏さ、甦りめいた始まり」へ。

2018年2月9日(金)21:00/ 10日(土)15:00, 21:45(終演後、オールナイトプログラムあり)/ 11日(日)17:30
会場: 北千住BUoY (北千住駅から徒歩6分、http://buoy.or.jp/)

テキスト 土方巽
構成・演出・出演 田辺知美 川口隆夫
主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想/ 共催 有限会社かんた
協力 土方巽アーカイヴ(慶應義塾大学アート・センター)/ 助成 アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

入場料
チケット:一般 前売2,000円 当日3,000円/ 学生 前売1,500円 当日2,000円 
ペアチケット(同日2名様分) 前売3,500円 当日5,000円/DAPとの通し券3,000円

● 2月10日レイトショー終演後から始まるオールナイトの「北千住BAP Night」、公募出演者決定!
<タイムテーブル>24:00〜土方巽「東北歌舞伎計画」ビデオ上映/25:30〜公募作品連続上演/27:30〜始発までDJあり。DJ: Datakestra
<入場料> 1,000円 ワンドリンク付き(当日会場にてお支払いください)
<公募参加アーティスト> 大熊聡美、白井愛咲、立石裕美、田辺知美、津田健太郎、トマツタカヒロ、馬塲悠衣、深堀絵梨、増川建太、牧野克彦、南阿豆、吉田駿太朗、米澤一平、Alisa BERGER(ドイツ)、Boyd STOUT(アメリカ)、Robert SZABO BENKE(ハンガリー)*50音順、出演順未定

●●● ダンスアーカイヴプロジェクト2018(DAP) ●●●
木野彩子レクチャーパフォーマンス「ダンスハ體育ナリ? 其ノ弐 建国体操ヲ踊ッテミタ」
http://www.dance-archive.net/jp/news/news_08.html

1937年の紀元節(2月11日)に披露され、1940年の日本体操大会にて明治神宮競技場で1万人が行ったとされる建国体操。DAP2016「ダンスハ體育ナリ?」で幻のラジオ体操を再現した木野彩子が、80年の時を経て、同じ時同じ場所で建国体操を踊ってみます。ダンスと体操とは何が違うのかを読み解くレクチャーパフォーマンス。舞踊史、スポーツ史に興味のある方必見です。

2018年2月11(日)  11:00, 14:30(開演時間の10分前に聖徳記念絵画館入口にある池の前に集合)
会場: 明治神宮外苑 聖徳記念絵画館会議室

構成・出演 木野彩子
主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想/ 共催 有限会社かんた キノコノキカク
後援 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター/ 助成 独立行政法人芸術文化振興基金

チケット:完全予約制。当日会場でのチケット販売はいたしませんので、ご注意ください。
ご予約なしでご来場された場合には、後ほどお振込をお願いいたします。
一般 2,000円/学生 1,000円/BAPとの通し券 3,000円 (聖徳記念絵画館招待券付き)

<チケット取扱い>
◆e+ イープラス(http://eplus.jp
購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
◯BAP http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002249641P0030001
◯DAP http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002249605P0030001

◆ダンスアーカイヴ構想 予約受付
氏名、連絡先、観覧日時を下記までご連絡ください。
TEL:03-3450-6507  E-MAIL:info@dance-archive.net

-------------------------------------------------------------------

【発行】NPO法人ダンスアーカイヴ構想
Email: info@dance-archive.net
Tel/Fax : 03-3450-6507
【配信停止】お手数ですが、本メールを info@dance-archive.net にご転送下さい。

-------------------------------------------------------------------

Copyright (c) 2018 DANCE ARCHIVE NETWORK. All Rights Reserved.
posted by アーツワークス at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンポラリーダンス・バレエ系

2018年02月04日

現代地方譚5 アーティスト・イン・レジデンス須崎関連企画『須崎のまちの物語』









'18. 1.28. 会場:高知県須崎市立市民文化会館大ホール


 主催の「すさき芸術のまちづくり実行委員会」というものがいかなる経緯で生まれたものか、かつて文化行政に関心を抱いていた者としては、気になる公演だったものの、一時間程度の公演に往復二時間余も掛けることになる少々遠方に会場があることから、映画観賞のほうを優先して見送りかけていたのだが、行ってみて良かった。思った以上に響いてきたのは、現に須崎に暮らす人の取材をしてみて劇作家の心を捉えた話をモチーフに、作品作りをしていたからなのだろう。血の通った話はやはり強いと改めて思った。


 リーディング作品としての上演となっている割には、演者のほとんどがろくに台本を観てなかったり、衣装や小道具、ベッドの搬入などがあったのは、作品企画のブレと言えなくもないながら、僕には効果的に作用してきたように思う。もっとももしかすると、リーディングだけで勝負するのが心許なかったからなのかもしれない。


 戦時中の逸話や、須崎の街が非常に活気づいていた時代の話、高知県で最初に鉄道が敷設されたのは須崎港からだったといった街の歴史などを『あいつの右手と十四年式拳銃(作・演出:吉良佳晃)』『いももち(作・演出:西本一弥)』『銀の海。銀の魚。(作・演出:サカシタナヲミ)』「まちの声(構成:吉田剛治)」によって描き出していた。


 ややもすると主題が時代にあるのか須崎にあるのかぼやけてきかねないものを、三作品の合間に三人の女性の雑談めいた「まちの声」を入れる構成にしたことが功を奏して、須崎という土地が主題であることを鮮明にしている工夫にちょっと感心していたら、そういう小技を利かせなくても、それ自体で堂々たる「須崎のまちの物語」になっている『銀の海。銀の魚。』が最後に出て来て、すっかりやられてしまった。


 '60年代に全国各地で始まった“青年の船”を通じて出会い、まだ田舎では恋愛結婚など珍しかった'70年代半ばに二十二歳で春野から須崎に嫁入りしてきた女性の今に至る人生の歩みを物語るなかで、今や失われた“昭和の時代の女性の生き様”と彼女が到達した人生観を伝えて圧巻だった。せわしくも同じ日々を繰り返す単調を効果的に描出していたリフレインが利いていて、まさしくかような日々が鍛え上げた生活者のものとして立ち現われていた“須崎を愛する境地”が感動的だった。


 この『銀の海。銀の魚。』ではあまり気にならなかったのだが、そのほかでは、高知に暮らす人々によって高知の言葉で演じられているにもかかわらず、イントネーションやアクセントに違和感のある演者が少なからずいて驚いた。映画などでは、全国公開を前提にするために訛りがきつすぎると伝わらないことに配慮してあえて標準語に近づけたりもするようだが、地元公演においてその必要はなく、どうしてそうなるのか不思議な気がした。出演者に少なからず県外からの移住者が含まれていたのではないかという気もするが、もしかすると、地元出身者であっても、生活の言葉ではない芝居の台詞となると、言葉自体は方言でもイントネーションやアクセントが舞台調になってしまう者がいるのかもしれない。実のところは、どうだったのだろう。











  ヤマ

http://www7b.biglobe.ne.jp/~magarinin/ 

    (『間借り人の映画日誌』)

http://www.arts-calendar.co.jp/YAMAsan/Live_bibouroku.html

    (『ヤマさんのライブ備忘録』)





posted by アーツワークス at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・パフォーマンス系