2018年07月31日

「緑のテーブル2017」プレスリリース第3弾[2018.9.5-6開催]


アーツカレンダー 様


 


平素より大変お世話になっております。




「緑のテーブル2017」東京公演に際し、振付の岡登志子と特別出演の大野慶人にインタビューを行いました。

また岡登志子による実演映像も特別掲載!ぜひご覧ください。






ニュース・トピック======================

1. 振付・岡登志子インタビュー


2. 特別出演・大野慶人インタビュー


3. 公演基本情報

=====================================


 


----------------------------------------------------------------------------

1. 振付・岡登志子インタビュー

----------------------------------------------------------------------------

Toshiko Oka



Q1. フォルクヴァング芸術大学でジャン・セブロンらより学んだ身体訓練技法(メソッド)はどのようなものですか。


身体の構造や重力や呼吸を体系立てて構築されています。身体の内部と外側の空間を自覚し、身体を造形的に捉えることができます。と同時に、身体の使い方によって感覚が変化していくことや力の緊張や緩和の中で動きが生まれてくることで、多様な感覚を実感します。踊る為の身体づくりだけではなく、身体を使って表現することは何かを問いかける為のものだと思います。



>> 岡登志子によるメソッド実演映像 https://vimeo.com/282425617

 (限定公開、閲覧パスワード:thegreentable2017)

 ※こちらの映像URLとパスワードに関しましては、SNS等での公開や転送などをお控えいただきますようお願い申し上げます






Q2. 「緑のテーブル2017」には、舞踏家大野慶人さんが出演します。舞踏とご自身のダンスの関係をどのようにとらえていますか。

「人はなぜ踊るのか」が自分のダンスの大きなテーマですが、内面から動く大野慶人さんの踊りは、その問いかけに示唆を与えてくれます。様式は違っても踊りの中にある根源的な部分が繋がっているように思います。かたちのない踊り、固定化しない自分の踊りを続けていく上で、内面に向けて深く掘り下げて生まれてきた舞踏に学ぶことは、自分のダンスを探求するために必要だと考えています。

 

Q3. 反戦バレエとも呼ばれた「緑のテーブル」が今持ちうる意味はなんでしょうか。

「死の舞踏」をテーマに生まれた作品が、反戦バレエと呼ばれたようになったことは、時代の必然であったと思います。今の時代にどのように受け止められるかは、現代を生きる私達自身の生き方に関わることだと思う。その中で、今回の上演が時代を超えて変わらないものに向き合う機会になってほしいと願っている。また、身体表現のあり様が変化している中で、「踊りの根源とは何か」を問いかける意味があると思います。

 




----------------------------------------------------------------------------

2. 特別出演・大野慶人インタビュー

----------------------------------------------------------------------------

Yoshito Ohno 

Q1. 大野一雄は、江口隆哉・宮操子両氏より伝え聞いたクルト・ヨースの「緑のテーブル」について、度々稽古場で語っていたそうですが、大野一雄と「緑のテーブル」について、何か思い出があればお聞かせください。


大野一雄が江口先生のところでダンスを学びはじめた頃に召集令状が来て、戦地に行くことになった。1938年の8月、僕が生まれてまだ一ヶ月のことです。それから足かけ9年間、大野一雄は中国、ニューギニアで過酷な体験をした。大野一雄はヨースの「緑のテーブル」を、勿論見ていませんよ。でも、江口先生、宮先生から話しを聞いたのでしょう。あとは、写真くらいでしょう。大野一雄が何を語っていたかは僕も覚えていないけど、「緑のテーブル」というと目を輝かせていたね。なにかとても強い印象を自分の中に作り上げていた。それは自分の戦争体験とヨースの作品を重ね合わせていたのだろうと思う。

 

Q2. 慶人さん演じる「風」は、ヨースの原作にはない、「緑のテーブル2017」を象徴する役柄です。「風」はどのような役柄なのでしょうか。

太平洋戦争の起きた時、僕は4歳。終戦を迎える7歳まで戦争を体験した。そういう、風、だね。自然の中を吹く風も風だけど、時代の中を吹く風、「時の風」だと思う。だから、形ではない、体験なんですね。「風」は「ふう」という読み方もある。「風体」とか。形を表すのではないが、形に表れてくる。「風」とは、いつも生活のどこかあって、芯のある存在を示す役だと思っている。

 

Q3. 反戦バレエとも呼ばれた「緑のテーブル」が今持ちうる意味はなんでしょうか。


戦争がおこる可能性を、人間社会はいつも持っている。その時に、芸術の世界でこういう戦争に反対したダンスがあるということは、貴重なことだ。しかし、「反戦バレエ」という言い方がヨースにとって必要だったわけでもない。時間の経過と状況の変化の中で、「緑のテーブル」は自分自身を貫く、強度をもった作品だということ。そのことが大切だ。作品は一つの生命体のようなもので、そういう意味では、どういう形であれ、その生命を受け継いでいくことが本質的なことだと思う。






----------------------------------------------------------------------------

3. 公演基本情報

岡登志子振付「緑のテーブル2017」(2017年神戸初演)

http://www.dance-archive.net/jp/news/news_12.html

----------------------------------------------------------------------------

 [日時]2018年9月5日(水) 20:00開演


        9月6日(木) 20:00開演  (※上演時間:約60分)


 


[会場]ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター


 


[料金]前売 一般 3,000円 | 学生 2,500円 | 団体割引(5名) 12,000円


    当日 一般・学生とも 3,500円


 


    チケットカンフェティ



    Tel: 0120-240-540(通話料無料・平日のみ10:00〜18:00)


    ※発券手数料はダンスアーカイヴ構想が負担します。


 


[キャスト/スタッフ]


 振  付:岡登志子  


 美  術:廣中薫


 出  演:垣尾優、桑野聖子、糸瀬公二、文山絵真、佐藤健大郎、山井絵里奈、


      村田圭介、佐伯春樺、奥響子、岡登志子、大野一雄舞踏研究所研究生


 特別出演:大野慶人


 音楽協力:田村ゆう子


 


 主  催:NPO法人ダンスアーカイヴ構想


 共  催:有限会社かんた


 特別協力:ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター


 協  力:大野一雄舞踏研究所、アンサンブル・ゾネ


 助  成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)


 


 


本件についてのお問い合せ、写真等のご請求は下記にご連絡ください。


何卒よろしくお願い申し上げます。



===================================

NPO法人ダンスアーカイヴ構想(担当:溝端)

http://www.dance-archive.net

Email : press@dance-archive.net

Facebook : @DanceArchiveNetwork

Twitter : @dance_archive

===================================

※今後ダンスアーカイヴ構想からのプレス配信がご不要な方は、本メールにそのままご返信ください。
posted by アーツワークス at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンポラリーダンス・バレエ系
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/184062328
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック