2019年05月31日

「All About Zero」プレスリリース第4弾[2019.6.8 東京・両国 シアターΧ]

アーツカレンダー 様

 

平素より大変お世話になっております。

 

マイムとダンスの交流を体現するアーティストであり、3人のレジェンドにも所縁のある日本マイム研究所所長・佐々木博康さんにお話をうかがいました。本リリースでは、その内容の一部をお届けいたします。

あわせて、「All About Zero」のストーリーの鍵となる5人の人物をご紹介いたします。

 

\演出家・かもめマシーン主宰の萩原雄太さんにメッセージをお寄せいただきました!/

https://www.facebook.com/1513315678922293/posts/2283271098593410/

 



ニュース・トピック ==================================

1. 佐々木博康さんインタビュー マイム/モダンダンス/舞踏

2. キーパーソン紹介

3. 「All About Zero」公演概要

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1. 佐々木博康さんインタビュー マイム/モダンダンス/舞踏

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日本マイム研究所所長の佐々木博康さんは、活動歴60年。

及川廣信、エティエンヌ・ドゥクルー、ベラ・レーヌにマイムを、大野一雄にダンスを学び、土方巽暗黒舞踏派の初期活動にも参加されました。



▶️日本マイム研究所:http://www009.upp.so-net.ne.jp/Nihon-MIME/





 

■ 及川廣信から最初に習ったマイムとはどんなものですか?

チャップリンのマイムとかギリシャ時代のコメディア・デラルテのようなものが従来のパントマイムだったんですけれど、そういうのとはちょっと違って、及川先生と私の師匠でもあり、ジャン=ルイ・バローやマルセル・マルソーも教えたエティエンヌ・ドゥクルーという先生の手法で、身体を分解するという。頭だけとか胸だけとか腰だけとか、色々それを捻ったりと、各部やるんですね。

マイムとパントマイムというのは違いまして、パントマイムというのはやっぱり顔の表情と手振りでやる芸ですよね。だけどドゥクルー先生のマイムというのは、根本的に一番重要なのはこの部分(胴体)なんですよね。それから腕、それから顔っていう。だから顔の表情はあんまり使わないんですよね。だから従来のパントマイムとは全然違ったんですよね。

 

■ 佐々木さんの稽古で行なっている「花」について教えてください。

「花」はごっちゃになってるんですね。最初に歩いて来るときはマイムなんですよ。で、パッて、どこからかクッて見て、それに身体が反応して、サーッとこう取るんですね。だけど、そこから先は花になっちゃうという。それは大野(一雄)先生に習った感じ。もう、取った瞬間にこの辺に花が植わっている、背中にも脚にも。で、スーッとなったらもう花になって、スーッとこう歩いて行くんですね。

だからその辺が、従来のパントマイム+舞踏が入っちゃってるんですよ、僕の場合のダンスって。最初はもう、舞踏じゃなくてモダンダンスと言っていたね、習いに行った時は。舞踏なんて言葉は、後から土方(巽)さんがつけたんだろうと思うわけです。モダンダンスが好きだったんですよ。

 

■ 大野一雄との出会いは?

日本マイム・スタジオ(現日本マイム研究所)というのができたのは、1960年なんですね。それはフランスから帰られた及川先生がやっておられたんですけれど、そこに習いにいったんですね。それで1・2年してからイイノホールができましてね、そこで第1回マイム公演というのをやったんですよ。その時にカフカの「審判」というのをやって、その時(大野)慶人さんがね、ヨーゼフ・Kっていう主人公になって、ガーッてこう(手を)上げたり、ちょっと我々がやっているのと違うのをやったから、どうしてそういうのをするのって言ったら、実はお父さんがモダンダンスの先生だから、って。じゃあ!と言って、すぐ連れて行ってもらって、習い始めた。

 

■ 土方巽と大野一雄の違いは?

ふたりとも感覚的に動くんですけどね、土方さんのは稽古見ていてもね、なんかこう、今までに一生涯やったことない手の位置とか、カーッとやれって言うんですよね。それだから、なんだかグロテスクになっちゃうのね、最初は。でも訓練されると、やっぱり土方さんとか、綺麗ですよね、身体も細いし、よく動くし。もともとちゃんとバレエやっていたでしょうからね。

大野先生というのは、あんまりそれほど動かない。逆に動かないで、カーッ…とこう、内面のこうやるでしょ。それがすごく、役者やる人とかマイムやる人とかにプラスになった。

土方さんとやったのは「あんま」ですか。「あんま」とか、いくつか出ましたけどね。ちょっとやっぱり、土方さんもそうだけど、石になったり、もうあんまり動けないやつなんかは物体として置いているとか、そんな感じね。でもそれが、役に立つんですよね。カーッ…てやってるのが、動くより難しいんですよね、存在感出すって。それができるようになれば、大したもんだ。

 

 

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2. キーパーソン紹介

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■ エティエンヌ・ドゥクルー(1898-1991)

近代マイムの基礎を作り上げた20世紀フランス演劇界の巨匠。運動を精緻に分析し、メソッド(コーポリアルマイム)としてまとめ上げ、身体表現の新たな可能性を切り開いた。息子マクシミリアンと共に俳優教育に情熱を注ぎ、バロー、マルソーを筆頭に数多くの名優を育て上げた。

 

■ ジャン=ルイ・バロー(1910-1994)

映画『天井桟敷の人々』での名演技で知られる、フランスの俳優、演出家。妻マドレーヌ・ルノーと立ち上げたルノー=バロー劇団は、日本にも複数回来日している。国立オデオン座の支配人在任中は、自身の演劇活動の傍ら、国際演劇祭の先駆けである「諸国民演劇祭」の運営も担い、戦後フランス演劇を牽引した。

 

■ マルセル・マルソー(1923-2007)

「沈黙の詩人」と称されたフランスのアーティスト。精力的なツアー活動でパントマイムを世界中に普及させ、なかでもシルクハットに赤い花、白く塗った顔のキャラクター「ビップ」は、パントマイムの一般的なイメージを形作った。歌手マイケル・ジャクソンのムーンウォークは、マルソーの動きに想を得たと言われている。

 

■ 土方巽(1928-1986)

西洋中心のダンス概念を覆した戦後日本発の身体表現「舞踏」の創始者。1959年、三島由紀夫の小説に想を得て、舞踏の嚆矢とされる「禁色」(共演:大野慶人)を発表。澁澤龍彦、瀧口修造、細江英公、横尾忠則、寺山修司といった同時代の文化人と活発に交流しながら、60〜70年代前衛芸術のをトップを走った。

 

■ 大野一雄(1906-2010)

舞踏を世界に広めた伝説的ダンサー。1950年代末に土方巽と出会い、西洋の影響を強く受けたモダンダンスから、日本人の内面的な問題を扱う身体表現へと方向転換する。74 歳で海外デビュー、103歳で逝去するまで現役で踊り続け、ピナ・バウシュをはじめ名だたる芸術家たちに大きな影響を与えた。

 

 

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3. 「All About Zero」公演概要

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舞踏アーカイヴプロジェクト「All About Zero」

[日時]2019年6月8日(土) 15:00開演 (14:30受付開始)

[劇場] 東京・両国 シアターXカイ

 

\詳細情報は特設ウェブサイトにて随時更新!/

http://www.dance-archive.net/allaboutzero/

 

 

【出演】

及川廣信(マイム)、ヨネヤマママコ(パントマイム)、大野慶人(舞踏)

清水寛二(能)、tarinainanika(コーポリアルマイム)、木檜朱実(地唄舞)

(※やむを得ない事情により出演者を変更する場合があります。変更に伴う払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。)

 

 

【チケット】

[前売]

・一般 3,000円

・アーティスト割引(先着30枚限定) 2,000円 完売御礼

・アカデミック割引(先着10枚限定) 2,500円 完売御礼


[当日]

・全券種共通 3,500円

 

□ Peatix

https://allaboutzero.peatix.com/

 

□ チケットカンフェティ

http://confetti-web.com/allaboutzero

Tel: 0120-240-540(通話料無料・平日10:00〜18:00)

 

 

本件についてのお問い合わせ、写真等のご請求は下記までご連絡ください。

ご紹介をご検討いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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NPO法人ダンスアーカイヴ構想(担当:溝端)

http://www.dance-archive.net

Email : press@dance-archive.net

Facebook : @DanceArchiveNetwork

Twitter : @dance_archive

Instagram : @dancearchivenetwork

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※今後ダンスアーカイヴ構想からのプレス配信がご不要な方は、本メールにそのままご返信ください。
posted by アーツワークス at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンポラリーダンス・バレエ系

【Dance Archive Network News 026】 「All About Zero」「緑のテーブル2017」公演のお知らせ

【Dance Archive Network News 026】「All About Zero」 「緑のテーブル2017」 公演のお知らせ
2019年5月31日発行

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NPO法人ダンスアーカイヴ構想(Dance Archive Network−DAN) http://dance-archive.net/
(大野一雄舞踏研究所のアーカイヴ活動を引き継いだNPO法人ダンスアーカイヴ構想の活動を、不定期のメールニュースでお知らせします)
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●●● 舞踏アーカイヴプロジェクト「All About Zero」 ●●●
日時 2019年6月8日(土) 15:00開演(14:30受付開始)
劇場 東京・両国 シアターXカイ ( 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア1階 )

トレーラーを公開しました :
https://www.facebook.com/DanceArchiveNetwork/videos/445869112624713/

演出家・かもめマシーン主宰萩原雄太氏よりのメッセージを掲載しました :
https://www.facebook.com/1513315678922293/posts/2283271098593410/

<参加アーティスト>
及川廣信(マイム)、ヨネヤマママコ(パントマイム)、大野慶人(舞踏)
清水寛二(能)、tarinainanika(コーポリアルマイム)、木檜朱実 (地唄舞)

□映像上映:大野慶人秘蔵16ミリ「白衣の男」(1969)、プライベート8ミリ(1962)、ヨネヤマママコ「新宿駅ラッシュアワーのタンゴ」(1985)、及川廣信インタビュー、他
□ライブパフォーマンス:清水寛二による舞、tarinainanikaによるエティエンヌ・ドゥクルー作品、木檜朱実による地唄舞
□登壇:及川廣信、ヨネヤマママコ、大野慶人
※やむを得ない事情により出演者を変更する場合があります。変更に伴う払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。

登壇される皆さんの近況を紹介します。
93歳の及川氏の日常は、読書です。枕頭の書はアントナン・アルトー。先日は、スタジオでの稽古の中で、身振り手振りを入れて、長時間(2時間!!) 語って頂きました。
ヨネヤマママコさんは、春先に体調を崩されてからは、自宅から最寄り駅まで、ふだんは10分の道のりを40分かけて歩いていましたが、徐々にリハビリで快復してきています。
大野慶人さんは、大野一雄舞踏研究所での毎週火曜と日曜、二回のオープンクラスを休まず継続しています。世界各地から習いに来る若者達が絶えません。舞踏についての質問にいつも丁寧に答えています。
皆さんへのインタビューをご覧下さい
https://www.facebook.com/DanceArchiveNetwork/posts/2282785558641964

高齢なアーティスト達のイベント参加をストレス無く実現するために、それぞれに一人ずつ、アクセスコーディネーターがついています。通常「アクセスコーディネーター」は、障害者のアクセシビリティを向上させる働きをします。本企画での「アクセスコーディネーター」は、高齢なアーティストと日常を共有し、細かいケアをしながら、移動などの生活上の物理的な動きを助けます。さらにまた、レジェンド達の記憶や身体表現を補い、伝える、芸術上のアシスタントとしての役割も担っています。
アクセスコーディネーター紹介
https://www.facebook.com/DanceArchiveNetwork/posts/2279202802333573

<チケット料金> 
[前売]
□一般 3,000円
□アーティスト割引(先着30枚限定) 2,000円 完売御礼
□アカデミック割引(先着10枚限定) 2,500円 完売御礼
[当日] 一律 3,500円

<チケットご予約・ご購入> 
□ Peatix
https://allaboutzero.peatix.com/
□ チケットカンフェティ
http://confetti-web.com/allaboutzero
Tel: 0120-240-540(通話料無料・平日10:00〜18:00 土日祝日はご利用頂けません)

<お問合せ>
NPO法人ダンスアーカイヴ構想 E-Mail:info@dance-archive.net Tel:03-3582-9273
特設ウェブサイト:http://www.dance-archive.net/allaboutzero/
Facebook : @DanceArchiveNetwork
Twitter : @dance_archive
Instagram : @dancearchivenetwork

主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想  共催 有限会社かんた
協力 大野一雄舞踏研究所 土方巽アーカイヴ (慶應義塾大学アート・センター)
提携 シアターX
助成 アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)    
   文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 

●●● 緑のテーブル2017 ●●●
当団体の協力する公演企画をお知らせします。
本作振付の岡登志子がこの度、KOBE ART AWARD大賞、神戸市文化賞を受賞いたしました。これを記念して、「緑のテーブル2017」公演を開催いたします。前売り券は完売しております。当日券は6月1日15:00から会場受付にて販売予定です。料金:2,000円 立ち見席のご案内になりますので、予めご了承下さい。

[日時]2019年6月1日(土)16:00開演 (15:00受付開始)
[会場]デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1階KIITOホール(神戸市中央区小野浜町 1-4)
[料金]一般2,000円/中学生以下無料 
[振付]岡登志子 [美術]廣中薫 [照明]岩村原太
[特別出演]大野慶人
[出演]垣尾優、佐藤健大郎、堤悠輔、生駒里奈、高瀬瑶子、田村映水子、Alain Sinandja、伊藤愛、糸瀬公二、桑野聖子、文山絵真、中村萌、岡登志子、公募ダンサー(貫渡千尋、福岡まな実、村上和司、村林楽穂、正木悠太、島田莉子)
[舞台監督]大田和司 [音響]西川文章 [音楽協力]田村ゆう子
[主催]アンサンブル・ゾネ
[問合せ]メール: info@ensemblesonne.com Tel: 0797-38-7335
特設ウェブサイト https://ensemblesonne-news.jimdo.com/event/greentablekiito/

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【発行】NPO法人ダンスアーカイヴ構想
Email: info@dance-archive.net
Tel/Fax : 03-3450-6507
【配信停止】お手数ですが、本メールを info@dance-archive.net にご転送下さい。

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