2020年08月06日

秋の夜のオンライン映画祭 プレスリリース第2弾[協力事業]


アーツカレンダー 様


 


平素よりお世話になっております。


 


本リリースでは、「国際ダンス映画祭 傑作選 2020」の目玉であるフランスの映像作家ルイーズ・ナルボニの2作品をご紹介いたします。


また、学生キュレーション「身体を巡る映画祭」の全ラインナップが公開となりましたので、あわせてお知らせいたします。


 


ニュース・トピック ===================================


1. ダンス映画監督特集:ルイーズ・ナルボニ


2. 「身体を巡る映画祭」 全ラインナップ発表


3. 開催概要


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1. ダンス映画監督特集:ルイーズ・ナルボニ


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監督特集として、「国際ダンス映画祭2019」やNHK BSプレミアムでも上映された「グレート・ゴースト」(振付:ヨアン・ブルジョワ)の監督であり新進気鋭の映像作家、ルイーズ・ナルボニの2作品を上映します。


 


眼差しと空気のダンス映画。


空間を優雅に使い、その場の空気を一緒に吸っているかのようなカメラワーク、登場人物のそれぞれの個性を見つめる眼差し、現実にほんの少し交わるファンタジー・・・いつの間にかルイーズ・ナルボニの世界に引き込まれます。


—— 飯名尚人(国際ダンス映画祭 キュレーター)


 


「夢のあとで After a Dream」(2012)

振付:ジュリー・デプレリー





舞台はフランス・グルノーブル南部、労働者階級が多く住むヴィルヌーヴ地区。1968年の冬季オリンピック開催をきっかけに整備が一気に進み、文化による都市開発の先駆けとなった一方で、欧州内外からの移民が多く、2010年に起きた暴動と時のサルコジ大統領の演説をきっかけに犯罪の温床というレッテルを貼られることになった——そんな正負のイメージを併せ持つこの街のあちこちを、赤いワンピースを来た女性が軽やかに巡り、人と出会い、共に踊ります。


オリンピック、都市開発、移民といった社会問題を下敷きにしながら、ニュースの言葉や数字の後ろに隠れている血の通った人の姿と街の風景を、本作はフィクションでもドキュメンタリーでもないタッチで希望をもって描き出します。クロード・ルルーシュ監督のオリンピック記録映画『白い恋人たち』を思わせるラストも必見です。

 


 


「オペラを踊りましょう Let’s Dance an Opera」(2014)







劇場は不思議な夢の国——オペラ座の地下深くには湖があり、人知れず怪人が住み着いているという物語もあるとおり、劇場には人を引きつける底知れぬ魔力があります。


ジャン・ヌーヴェルがリノベーションしたリヨン・オペラ座の建物を大胆に用いて、オペラ座の団員やスタッフに加え192人のアマチュアを出演者に迎えて上演されたパフォーマンス『オペラの中のオペラ座(L’Opera nell’opera)』(2012、ジュリー・デプレリー演出)を映像ならではの演出を取り入れて再構成。舞台に出かけるワクワク感を思い出しながら、劇場の歴史や建築、それを支える職業について知ることができる、子供も大人も楽しめる作品です。




 


■ ルイーズ・ナルボニ|Louise Narboni


1978年、フランス生まれ。オペラやバレエを複数カメラで記録する映像を制作する。近年では、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ヨアン・ブルジョワ、テロ・サーリネン、エマニュエル・ガット、シャロン・エイアールらと共に仕事をしている。近作に「Ce que je m’ai souvenu / 私が覚えていること」(2017) 、「Happy We / 幸せな私達」(2016)。


 


 


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2. 「身体を巡る映画祭」 全ラインナップ発表

東京造形大学プロジェクト科目(映画祭プロジェクト)

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学生キュレーション「身体を巡る映画祭」の全ラインナップが公開されました。


特設ウェブサイトには、対談や批評文が随時アップされています。映像と一緒にぜひご覧ください。










 


 


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3. 開催概要


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■■「国際ダンス映画祭 傑作選 2020」 ■■■

http://www.dance-media.com/videodance/best2020/


 


【日時】


2020年8月26日[水] 〜 9月23日[水]


・8月26日[水] 21:00〜24:00 A. 隠された物語(5作品)


・9月02日[水] 21:00〜24:00 B. 風景の中で(5作品)


・9月09日[水] 21:00〜24:00 C. ダンス映画監督特集:ルイーズ・ナルボニ(2作品)


・9月16日[水] 21:00〜24:00 D. 踊りと変身(4作品)


・9月23日[水] 21:00〜24:00 E. 映像の視点(4作品)


 


【閲覧方法】


上記の時間帯に、特設ウェブサイト上でご覧いただけます。視聴無料。






主催:国際ダンス映画祭、Dance and Media Japan


協力:東京造形大学 プロジェクト科目





 


■■■ 学生キュレーション「身体を巡る映画祭」 ■■■


東京造形大学プロジェクト科目(映画祭プロジェクト)

http://dance-media.com/videodance/zokei/project2020/


 


【日時】


2020年8月22日[土]〜29日[土]


 


【閲覧方法】


会期中はいつでも、特設ウェブサイト上でご覧いただけます。視聴無料。




主催:東京造形大学 プロジェクト科目


提携:国際ダンス映画祭


 



 


本件についてのお問い合わせ、写真等のご請求は下記までご連絡ください。 


ご紹介をご検討いただけますよう、よろしくお願い申し申し上げます。


 


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NPO法人ダンスアーカイヴ構想(担当:呉宮)



Email : press@dance-archive.net


Tel : 03-3582-9273


Facebook / Twitter / Instagram

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※ 今後ダンスアーカイヴ構想からのプレス配信がご不要な方は、本メールにそのままご返信ください。
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2020年08月05日

ダンスアーカイヴプロジェクト2020 開催決定![2020.9.30-10.1 東京ウィメンズプラザ]


アーツカレンダー 様


 


いつもお世話になっております。


 


今日のコロナ禍において、劇場公演は様々な困難に直面しています。NPO法人ダンスアーカイヴ構想では、例年開催してきた「ダンスアーカイヴプロジェクト」をこの状況下で催行すべきかどうか検討を重ね、この度開催の決定をいたしましたので、お知らせ申し上げます。

 


コロナの時代に如何にして私たちの活動を継続していくのかを試行する意味でも、中止とはせず、安全対策に万全を尽くして催行いたします。上演は、通常より定員を大幅に減らして行い、同時にオンラインでの配信も行います。状況が悪化した場合は、無観客公演への変更も視野に入れております。大変不安定な状況ですので、丁寧な情報発信を随時行っていきます。


ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


 



 






ダンスアーカイヴプロジェクト2020


プロジェクト大山 「踊る日本の私」

「『日本』三部曲」を思い起こしながら


 


2020年9月30日(水)〜 10月1日(木)


東京ウィメンズプラザ および オンライン映像配信 


 


  


 


ニュース・トピック ============================


1. ダンスアーカイヴプロジェクトとは


2. 「『日本』三部曲」とは


3.  2020年に取りあげる理由


4. アーティスト略歴


5. 「踊る日本の私」 公演情報


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1. ダンスアーカイヴプロジェクトとは


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ダンスアーカイヴプロジェクトとは、アーカイヴ資料を読み解くことから新しい作品を生み出していくプロジェクトです。記録を表現に活用することで、現在の視点から歴史資料を再評価し、アーカイヴの持つ役割や可能性を顕在化することを目指しています。プロジェクト大山とはこれまで、日本モダンダンスのパイオニアたちの活動に着目した3作品を制作してきました。4作目にあたる今回は、皇紀2600年奉祝芸能祭の一環で華々しく上演された「『日本』三部曲」(1940)に挑みます。


これまでのダンスアーカイヴプロジェクト作品小史を以下に掲げます。




























 2015 

プロジェクト大山「をどるばか」、岡登志子+垣尾優「手術室より」、大野慶人「タンゴ」、川口隆夫「大野一雄について」

 2016 

向雲太郎「舞踏?」、木野彩子「ダンスハ體育ナリ 其ノ一 体育教員としての大野一雄を通して」、大野慶人「それはこのようなことだった」

 2017 

プロジェクト大山+アンビギュアス・ダンスカンパニー「『麦と兵隊』より」、岡登志子「緑のテーブル2017」、ウィリアム・クライン×大野慶人×アノーニ「たしかな心と眼」 他

 2018 

田辺知美+川口隆夫「ザ・シック・ダンサー」、木野彩子「ダンスハ體育ナリ? 其ノ弐 建国体操ヲ踊ッテミタ」

 2019 

及川廣信×ヨネヤマママコ×大野慶人「All About Zero」





 


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2. 「『日本』三部曲」とは


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「『日本』三部曲」とは、1940年9月30日に東京宝塚劇場で催された、皇紀2600 年奉祝芸能祭制定の現代舞踊公演です。石井漠、高田せい子、江口隆哉・宮操子と当時のスターが勢ぞろいし、文字通り「日本」をテーマに、神話の世界から東亜新秩序の建設までを描く一大スペクタクルでした。台本を舞踊評論家の光吉夏弥が手掛け、作曲には時代の寵児であった深井史郎、江文也、高木東六が名を連ねています。



   




出典:日本文化中央連盟『皇紀二千六百年奉祝芸能祭』国際報道工芸株式会社、1942年 (撮影:渡辺義雄)




 


 


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3. 2020年に取りあげる理由


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1940年、アジア初となる東京オリンピックの開催が計画されました。しかし日中戦争の長期化によりやむなく中止されます。その一方で、この年には皇紀2600年を祝う様々な記念行事が国家主導で催されていきます。第一線の舞踊家達が賑々しく集う「『日本』三部曲」もそのひとつです。平和の祭典が中止となった戦時、国家とダンスはどのような接点を持っていたのでしょう。


そして2020年、新型コロナの世界的流行によって東京オリンピックは延期されました。私たちの生活は一転して平時になく、大きく変わろうとしています。今、国家とダンスは、生活とダンスはどのような接点を持とうとしているのでしょうか。80年を経た歴史的ダンス公演を、プロジェクト大山流に読み解き、現代に読み替えて行きます。

 


 


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4. アーティスト略歴


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■ プロジェクト大山(振付・演出・出演)


2006年、古家優里を中心にお茶の水女子大学舞踊教育学コースを卒業したメンバーにより結成。2009年横浜ダンスコレクションRにて「審査員賞」、2010年トヨタコレオグラフィアワードにて「次代を担う振付家賞」を受賞。カンパニー公演のほか、長塚圭史やケラリーノ・サンドロヴィッチの演劇作品への振付・出演、NHK Eテレの人気子供番組「みいつけた!」の楽曲振付・出演など、活躍の場を広げている。


 


【プロジェクト大山 × ダンスアーカイヴプロジェクト】


・2009年 「動乱に生きた人々」 〜モダンダンスのリコンストラクション〜


・2015年 「をどるばか」


・2017年 「戦場のモダンダンス 『麦と兵隊』より」


 


■ 田上 豊(脚本・構成・演出)


1983年生まれ。熊本県出身。田上パル主宰、劇作家、演出家、埼玉県富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督。「人間や集団の揺らぎ」を描くことに定評があり、爽快感溢れる遊び心をもった演出を得意とする。劇団活動に加え、全国各地でのクリエイションやワークショップ活動を展開している。青年団演出部、尚美学園大学非常勤講師、奈良市アートプロジェクト〈古都祝奈良〉舞台芸術プログラムディレクター。


 


 


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5. 「踊る日本の私」 公演情報


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ダンスアーカイヴプロジェクト2020


プロジェクト大山 「踊る日本の私」


——「『日本』三部曲」を思い起こしながら


 


[日時]2020年9月30日(水)19:00開演 | 10月1日(木)19:00開演


[会場]東京ウィメンズプラザ(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67)


    およびオンライン映像配信


 


[料金](完全予約制)


・劇場鑑賞チケット 3,000円(中学生以下無料)※


・配信視聴チケット 1,200円

※ 完全防音でお子様と一緒に安心してご覧いただける「親子室」あり。無料。申込方法は後日ウェブサイトに掲載。


 


[チケット取り扱い]


2020年8月18日(火)発売予定 後日ウェブサイトに詳細掲載


 


 


振付・演出:古家優里


脚本・構成・演出:田上豊(田上パル主宰)


出演:古家優里、三輪亜希子、松岡綾葉、長谷川風立子


音楽:武田直之


衣装:坂本千代


監修:坂口勝彦


 


主催:NPO法人ダンスアーカイヴ構想


助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

 






 


本件についてのお問い合わせ、写真等のご請求は下記までご連絡ください。 


ご紹介をご検討いただけますよう、よろしくお願い申し申し上げます。


 


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NPO法人ダンスアーカイヴ構想(担当:溝端・呉宮)

http://www.dance-archive.net

Email : press@dance-archive.net

Tel : 03-3582-9273



Facebook / Twitter / Instagram

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※ 今後ダンスアーカイヴ構想からのプレス配信がご不要な方は、本メールにそのままご返信ください。


 
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2020年07月30日

秋の夜のオンライン映画祭 プレスリリース第1弾[協力事業]

アーツカレンダー 様



平素よりお世話になっております。

 

8月から9月にかけて、オンラインで楽しめる2つの映画祭をご案内申し上げます。



・「国際ダンス映画祭」

Dance and Media Japanが2003年より開催する身体にフォーカスした国際映画祭です。今回は「傑作選」として、2006〜2015年の上映作から選定した18作品と、フランスの新鋭ルイーズ・ナルボニ監督による2作品を、5週にわたって上映します。



・「身体を巡る映画祭」

東京造形大学プロジェクト科目の一環で、学生がキュレーションを担う映画祭です。世界の映画作品と積極的に関わりを持ってほしいという願いから、この度「国際ダンス映画祭」と提携開催することとなりました。





各イベントの詳細は、以下をご覧ください。

 

ニュース・トピック =====================================

国際ダンス映画祭 + 東京造形大学プロジェクト科目

1. 「国際ダンス映画祭 傑作選」 2020年8月〜9月・全5回

2. 学生キュレーション「身体を巡る映画祭」 2020年8月22日〜29日

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1. 国際ダンス映画祭 傑作選

    2020年8月26日〜9月23日 毎週]21:00〜24:00

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■ 特設ウェブサイト:http://www.dance-media.com/videodance/best2020/



来月8月末より5週間にわたって、「国際ダンス映画祭 傑作選」を開催します。

これまでに上映してきた中から選りすぐった18作品を、物語・風景・変身・映像という4つの視点からコンピレーションし、各回1時間弱の週替わりのプログラムを組みました。さらに監督特集として、「国際ダンス映画祭2019」で好評を博した『グレート・ゴースト』の監督であり新進気鋭の映像作家、ルイーズ・ナルボニの2作品を上映します。

本年5月のゴールデンウィーク期間に開催した「国際ダンス映画祭ONLINE 2020」には、国内外から予想以上に多くのアクセスがあり、人数の制約なく、国や距離も超えてある時間を共有できるオンライン開催の強みを実感しました。

「傑作選」と題して過去の上映作品を再度取り上げることにした背景には、アーカイヴを「保存」するだけでなく積極的に「公開」したいという意図があります。今回の上映作はいずれも、時を経てなお色褪せない強度を備えています。

毎週水曜の夜、全5回のプログラムを通じて、ダンス映画の魅力をたっぷりお届けします。


—— 飯名尚人(国際ダンス映画祭 キュレーター)


 

【日時】






























8月26日[水]

21:00〜24:00

 A. 隠された物語(5作品)

9月02日[水]

21:00〜24:00

 B. 風景の中で(5作品)

9月09日[水]

21:00〜24:00

 C. ダンス映画監督特集:ルイーズ・ナルボニ(2作品)

9月16日[水]

21:00〜24:00

 D. 踊りと変身(4作品)

9月23日[水]

21:00〜24:00

 E. 映像の視点(4作品)



【閲覧方法】

上記の時間帯に、特設ウェブサイト上でご覧いただけます。(登録不要・無料)

http:// http://www.dance-media.com/videodance/best2020/



 

【プログラム詳細】

全20作品(ベルギー、イタリア、デンマーク、ドイツ、オランダ、アルゼンチン、イスラエル、スペイン、フランス、カンボジア、スロバキア、イギリス) 



A. 隠された物語

2020年8月26日[水]  21:00〜24:00



 

B. 風景の中で

2020年9月2日[水]  21:00〜24:00



 

C. ダンス映画監督特集:ルイーズ・ナルボニ

2020年9月9日[水]  21:00〜24:00



 

D. 変身

2020年9月16日[水]  21:00〜24:00



 

E. 映像の視点

2020年9月23日[水]  21:00〜24:00



 



主催:国際ダンス映画祭、Dance and Media Japan

協力:東京造形大学 プロジェクト科目

キュレーション:飯名尚人

渉外・翻訳:黒田瑞仁

制作協力:NPO法人ダンスアーカイヴ構想


 

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2. 学生キュレーション「身体を巡る映画祭

    2020年8月22日〜29

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■ 特設ウェブサイト: http://dance-media.com/videodance/zokei/project2020/



東京造形大学 プロジェクト科目「映画祭プロジェクト」は、学生自身がキュレーターとなってひとつの映画祭を作り上げる実践型の授業です。映画・映像専攻に限らず、様々な選考の学生が参加しています。

現在、新型コロナウィルス流行の影響により、授業はすべてリモートで実施しています。このような状況下で、実際に会場を借りて上映会を行うのは感染防止対策の面でも難しいという判断から、前期はオンラインで開催することになりました。

16名の学生が「身体と映像」を共通テーマに、映画作品のキュレーションや、新作映像の制作を行い、発表します。その際作品の上映だけでなく、キュレーターとしての作品解説、インタビューなど、作品に関するテキストをWEBサイトに随時アップしていくことで、オンラインの特性を活かした作品発表方法を探るとともに、批評と自己分析の力を鍛えます。

東京造形大学には、「ビデオダンス演習」「映像身体演習」など、身体と映像を扱う授業が複数あり、このプロジェクト科目もその流れの中に位置づけられます。コロナ下において、学生たちは「身体と映像」をどのような眼差しで見つめているのでしょうか。他者と対話し、思考を深め、導き出したひとつの形をぜひご覧ください。

 

【日時】

2020年8月22日[土]〜29日[土]

 

【閲覧方法】

会期中はいつでも、特設ウェブサイト上でご覧いただけます。(登録不要・無料)

http://dance-media.com/videodance/zokei/project2020/

 



【上映作品】

「にわとり」、「The Sun Also Rises」、「a shed for substance」、「chapter」、「fr(l)esh」、「What I see」、「sacrament」、「帆は千の風任せ」、「不在の記憶」(仮)、「Umbrella」、「だらだら」(仮) ほか

 

【プロジェクト参加者】

小林竜太朗、桑原咲羽、XIONG WENDI、中山輝、宮田雅楽、山崎未樹、山本和、小林亜裕美、須田貴哉、黒瀧藍玖、伊堂寺夏鈴、大嶋はな、岡元飛夏、津波古若菜、百瀬賢一、YANG HENGSI

 



主催:東京造形大学 プロジェクト科目

提携:国際ダンス映画祭

翻訳:黒田瑞仁

制作協力:NPO法人ダンスアーカイヴ構想、Dance and Media Japan


 

 

本件についてのお問い合わせ、写真等のご請求は下記までご連絡ください。 

ご紹介をご検討いただけますよう、よろしくお願い申し申し上げます。

 

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NPO法人ダンスアーカイヴ構想(担当:呉宮)

http://www.dance-archive.net

Email : press@dance-archive.net

Tel : 03-3582-9273



Facebook / Twitter / Instagram

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※今後ダンスアーカイヴ構想からのプレス配信がご不要な方は、本メールにそのままご返信ください。

 
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2020年07月18日

文学座公演『大空の虹を見ると 私の心は躍る』








'20. 7. 8. 文学座公演『大空の虹を見ると 私の心は躍る』(高知市民劇場第345回例会)


会場:高知市文化プラザかるぽーと大ホール





 本作の舞台、新星劇場のラストショーでの最終上映作だった『草原の輝き』['61]を、『ウエスト・サイド物語』['61]との二本立てで三十八年前に観せてもらったのは、今はなき高知名画座だ。そこのラストショープログラムは、『モーリス』['87]と『眺めのいい部屋』['86]だったようだが、僕は、最後の日には駆け付けていない。手元の記録に残っている '80.4月から'89年1月までに観た作品は、152本しかないけれども、僕にとっては、ひときわ思い出深い映画館だ。僕が高知映画鑑賞会の自主上映活動に携わる契機になった例会作品『皆殺しの天使』['62]の上映会場も、高知名画座だった。


 芝居のなかで、“どこにも行き場のなくなった人が赴く場所”のように言われていた映画館にしょっちゅう入り浸っている僕は、この台詞に苦笑せざるを得なかったのだが、映画館がそういう人たちの息の継げる場所であることを自認しながら、いじめに遭っていた我が子の苦境に気づかず事もあろうに映画館から学校へと追いやり、中学生で自死させてしまった苦衷を抱える映画館主(鵜澤秀行)の人物像に感じ入るものがあった。


 長男の映一(柳橋朋典)が高校時分からゲイであることに気づきつつ、どう対処していいか判らないから狼狽はしても息子に気づかれないよう見守るだけで、動転したり激したりはしなかったことが、映画を通じてヴィスコンティやパゾリーニ、ツァイミンリャンなどによって見知っていたからだと告げた場面で、気づきながらスルーしたことを息子から咎められていた姿が印象深かった。登場人物の誰もが屈託を抱えて生きていたが、僕の眼には、映画館主がいちばんのように感じられた。その彼が「大空の虹を見ると 私の心は躍る」とワーズワースの詩を叫ぶ物語だ。


 キャラクターとして目を惹いたのは、映一より十歳年嵩の同棲相手の太一(木津誠之)だったが、物語上の配置として目を惹いたのは、『ホテル・ニューハンプシャー』['84]でスージー・ザ・ベアを演じていたナスターシャ・キンスキーの名を出してその登場に了解感を与えていた映写技師の大野(山森大輔)と、ゲイカップルや歳の差カップルに「(普通じゃない!)問題だわ〜」と突っ込む女性従業員(頼経明子)の存在だった。


 前者は、熊ならぬウサギの着ぐるみを脱ぐことができず寡黙に生きるという特異な生き方を故あって余儀なくされている男だが、彼にとって、その生き方を受容してくれる映画館主の存在が必要だったと同時に、受容しつつも彼に「脱げ!」と言ってくれた中年女性の須美江(名越志保)がいてこそ果たせた脱皮だったことが印象深かった。熊の着ぐるみで暮らしていたスージーの心の傷はレイプだったが、ウサギの着ぐるみを脱ぐことのできない大野が、人には晒せない心の傷を深く抱えていることを察知すればこそ、そして、それが亡くした息子に関係している可能性を感じていればこそ、映画館主は、大野を見過ごすことが出来なかったのだろう。新星劇場で映画を観たことのない須美江を老母の介護の骨休めに、心安くロビーで寛がせる映画館主なれば、尚のことだ。


 なぜ知っていて雇ったかと映一は非難していたが、映画館主にしてみれば、自分は着ぐるみこそ着ていないけれども、事件以来、殻を被って生きるほかなくなっていることを痛感していただろうから、スージー・ザ・ベアさながらの姿で現れた大野の胸中が身に沁みたに違いない。そういう意味では、息子に死なれる前の自分には二度と戻れないことが痛いほど判っているからこそ、換言すれば、子供の頃のように虹を見て心を躍らせることが叶わなくなっているからこそ、大人になっても虹を見て心躍らせたいと願わずにいられないのだ。映画館主がワーズワースの詩を叫ぶのは、そういうことであって、ただ彼の詩が好きなだけではなかったに違いない。大野の傷ついた心を守るために着ぐるみが必要だったのと同様に、映画館主の心を保つために必要だったものが大空の虹なのだと思う。


 後者については、普通じゃないことを指摘する彼女自身が体型のみならず極めて個性的であることによって、世の中にはマイノリティを紛れなく指弾できるようなマジョリティなるものを体現している存在などなく、誰もがそれぞれ何らかの部分でマジョリティとはならない“個性”を備えているのが人間であることを示していたような気がする。僕自身を振り返っても、例えば、還暦を過ぎる今までのところ異性愛者であることは、マイノリティの側ではないのだろうが、ケータイ・スマホの非保持者であることは、今やマイノリティの側であるに違いない。そういったことに留まらず、マイノリティとマジョリティということについて、思うところの多かったであろう作り手ならではの登場人物たちの造形だと思った。


 そして、事件が起きたときは過剰に注目しながらも、その後については頓着しない人々の関心といったことも、事件関係者というマイノリティと、世間やメディアといったマジョリティとされる側との対比で捉えている視線が窺われるとともに、先ごろ観たばかりの映画『家族を想うとき』['19]の原題「Sorry We Missed You」を想起させられた。だが、それだけシリアスな題材だけに、そこに落ち込まないよう苦心惨憺している部分が、人によっては違和感に繋がる面があるかもしれないとも思った。


 昭和二十一年創業という新星劇場の待合に貼られていた映画ポスター『エデンの東』『サウンドオブミュージック』の隣の作品が気になり、終演後、ステージ前まで近寄り確かめたら、『芽ばえ』['57]だった。これは未見作品なのだが、並ぶ二本の映画と同列にある作品のようには思えない。どういうところからの選定だったのだろう。また、僕の席からは全く識別できなかった壁に貼り付けた映画のチラシも目を惹いたが、新型コロナウィルス禍の折りバックステージツァーなどあるわけもなく、残念至極だった。











  ヤマ

http://www7b.biglobe.ne.jp/~magarinin/


   (『間借り人の映画日誌』)

http://www.arts-calendar.co.jp/YAMAsan/Live_bibouroku.html

   (『ヤマさんのライブ備忘録』)






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2020年07月10日

【8/8スタート!】\今年はおうちで!/としまアート夏まつり2020

としまアート夏まつり2020


豊島区内でさまざまなジャンルのアーティストや作品との出会いをお届けする「としまアート夏まつり」。14年目の今年は、おうちで安心して参加できるオンラインプログラムを実施する特別バージョンとして開催します。赤ちゃんからおとなまで、アーティストと一緒にアートな夏を過ごしましょう。


|日程|8月8日(土)〜9月30日(水)

|場所|オンライン

|公式サイト|https://toshima-saf.jp/


|プログラム|

1.【8/8〜8/31】子どもに見せたい舞台vol.14おどる絵本『じごくのそうべえ』

2.【8/10】親子で楽しむ ぷちライブ!「武徹太郎の音楽紙芝居・夏休み編」

3.【8/11〜】育てる展示「おばけのパレード〜真夏のにぎやかな百鬼夜行〜」

4.【8/15】アーティストとあそぼう!「Zoomでからだ遊び」

5.【8/28〜30】観る!作る!短編アニメーションの世界「アニメーション・トラベル!」

※5.「アニメーション・トラベル!」では、みなさんから絵を募集してアニメーションをつくります!ぜひ参加してくださいね。【7/9〜8/9】


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1.【8/8〜8/31】子どもに見せたい舞台vol.14おどる絵本『じごくのそうべえ』

30年にわたるベストセラー落語絵本を舞台映像化。そうべえと一緒にじごくを面白おかしく探検しよう!今年はにぎやかでパワフルな舞台の配信用スペシャルバージョン。

監督:スズキ拓朗・青山健一

演出・振付:スズキ拓朗


2.【8/10】親子で楽しむ ぷちライブ!「武徹太郎の音楽紙芝居・夏休み編」

うたう、かなでる、ココロがおどる。あざやかな絵と音楽が奏でるいつかどこかのお話。武徹太郎による絵と音で描く紙芝居、即興の絵描き歌や自作楽器が登場します!

アーティスト:武徹太郎(音楽家・美術家)


3.【8/11〜】育てる展示「おばけのパレード〜真夏のにぎやかな百鬼夜行〜」

子どもたちから公募した「おばけの絵」を実写アニメーションにします。おそろしい鬼や妖怪がたくさんのパレード「百鬼夜行」。どんなおばけが登場するかはお楽しみ。

アニメーション:有限会社ヒゲプロ


4.【8/15】アーティストとあそぼう!「Zoomでからだ遊び」

からだをめいっぱい使って遊びます!トンネルをつくったり、目と目を合わせて動いたり…自分を感じて、相手を感じて、楽しみましょう!

アーティスト:楠原竜也(演出振付家・ダンサー・ファシリテーター・ダンス研究者)


5.【8/28〜30】観る!作る!短編アニメーションの世界「アニメーション・トラベル!」

短編アニメーションの世界を、作家と一緒にのぞいてみよう!多彩な作品上映とゲストトークを実施。オープニングを飾るアニメーションでは、みなさんからイラストを募集中!【7/9〜8/9】

ナビゲーター:水江未来(アニメーション作家)

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|お問合せ|

NPO法人アートネットワーク・ジャパン

info@toshima-saf.jp

TEL 03-5961-5200(平日11:30-15:30)


|主催|

としま文化創造プロジェクト実行委員会 (豊島区、豊島区教育委員会、NPO法人アートネットワーク・ジャパン、NPO法人芸術家と子どもたち、公益財団法人としま未来文化財団)


|助成|

令和2年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業


posted by アーツワークス at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・パフォーマンス系